妻と新婚旅行で訪れた時に見た、オレンジ色の砂丘がずっと心に焼き付いている。
そこはベトナム南部・ビントゥアン省、南シナ海に面した美しい砂浜「ムイネー砂丘」。生まれ故郷の能登に戻り店を開く時、この二人の思い出の場所をお店の名前にしようと決めました。
ムイネーは能登の酪農家の長男と、ベトナム人妻の二人で営む、奥能登最北端に位置するお菓子屋さんです。能登の食材を使った洋菓子や、妻の生まれ故郷のベトナム菓子を準備して皆様をお迎え致します。
忘れられない風景をお菓子にこめて
日本人パティシエ
岡田 温也
HARUYA OKADA
日本で洋菓子のパティシエ修行した、酪農家の息子でムイネー店主。酪農家の両親の元、能登半島の珠洲市で生まれる。能登の豊な里山里海の自然に囲まれた環境で育ったのち、関東の会社に就職。ベトナム人の妻とはその時出会った。妻と2005年に生まれ故郷の珠洲に戻り、地元の洋菓子店で9年間修行を積む。その後独立を目指し、東京で修行後に2015年にベトナム菓子と洋菓子の店「ムイネー」をオープン。
ケーキからシュークリームまで作るが、得意分野はバウムクーヘン。能登の食材を活かした菓子作りをモットーに、オリジナリティあふれるバウムクーヘンを作り続けている。
ベトナム人パティシエ
グェン・ティ・ホア
NGUYEN THI HOA
店主の妻でベトナム人。日本での仕事先で現在の店主と出逢い、のちに能登へ移住。趣味でベトナム菓子を作っていたが、本格的なベトナム菓子を学ぶために一度ベトナムに帰国し、本場ベトナム菓子の有名パティシエ、トラン・ティ・ヒィンミンの元で修行。
夫に連れられ初めて目にした能登の風景や空気の澄んだ環境に感動し、能登への移住の不安が消え、より以前にもまして、菓子作りに没頭する毎日。日本で暮らすことで日本人の味覚を知ることができ、日本人向けの商品には甘さを控えた菓子を作ることなどを学んだ。ここ能登の地でベトナムと日本の架け橋になるよう、菓子作りに日々精進している。
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グェン・ティ・ホアの弟が撮る故郷ベトナムの風景
Why do we make Vietnamese sweets in Japan
MUINE NOTO
私達が作るお菓子への思い
よくお客様に聞かれる言葉「なぜこんな田舎でベトナム菓子をやろうと思ったのか?」
人口が少ない田舎だからこそ他には無いものを作りたかった。日本ではベトナム料理屋は沢山あるがお菓子を作っている店は一つも無かった。そしてもうひとつは、日本に住んでいるベトナム人が輸入のお菓子ではなく、美味しく安心して食べてもらえるお菓子が作りたかった事。このすべては、日本でお世話になった方々へ、故郷の味でお返しできる美味しいベトナム菓子を作りたいと願う「妻の想い」が大きかった事です。
すべて手作りを心がけており、地元食材を使うよう心がけております。いつの日かこの田舎の地が、ベトナムにゆかりのある地として人々が集う日を夢見て、今日も一日頑張ります。
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HOME TOWN
NOTO PENINSULA
能登半島珠洲市、洋菓子を作る店主の生まれ故郷。酪農家の両親の元で育った私は、能登の自然、人の優しさの中で育ちました。この地で育つ多くの子供達は高校卒業と同時に都市部へと巣立っていきます。私も他の子供達と同様に一度都会に出て働きましたが、いつも心の片隅に「能登の風景」「人々の笑顔」がありました。ベトナム人の妻と結婚をし、一家の主となりこれからの人生を考えた時、自然と妻と一緒に能登で暮らす姿が頭の中に思い浮かびました。
妻の故郷はベトナム、私の故郷は能登。この2つを結ぶ心の故郷といえる場所が、洋菓子とベトナム菓子のお店「ムイネー」です。ここ能登半島の美しい景色に囲まれて、妻と二人、二人三脚でお菓子を作り続けています。
ムイネーとグェンがベトナムのTVで紹介されました。
店頭で食べれるお菓子もございます。ぜひ能登へお越しの際はお立ち寄り下さい!
ベトナム菓子とバウムクーヘンのお店
ムイネー
営業時間 11:00 ~ 18:00 定休日 月、火、水曜日 (祭日振替営業 不定休あり)
TEL 0768-82-5089 FAX 0768-82-5123
〒927-1207 石川県珠洲市正院町小路り-5-1
CONTACT:お問い合わせは下記フォームから、または直接 shop@muinenoto.com までお願い致します。
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